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2008年07月19日
20人の命〜ペットキャップでワクチン
 発展途上国には、栄養失調や感染症などで命を落としたり、後遺症に苦しんだりしている子どもたちがだくさんいます。もしワクチンさえあれば命が助かる子どもたちは、世界中で1日に約6,000人にも達しています。

 津東高校では生徒会が中心となって、ペットボトルのキャップを集めることで、ワクチンを寄付することにしました。集めたペットボトルのキャップをリサイクル業者に1s(約400個)10円で売却し、NPO法人「子どもたちにワクチンを 日本委員会(JCV)」に寄付します。
 キャップ800個で20円になり、それで一人分のワクチンが購入できる、一人の子どもの命が救えるのです。

 6月中旬から7月上旬までに全校で集めたキャップは約16,000個。これで20人分のワクチンを購入することができ、20人の子どもの命が救えます。

 ささやかな取り組みではありますが、自分たちのできる範囲で少しでも人々の役に立つことができれば、取り組みを通して人の命の大切さや、南北問題など世界の置かれている状況を理解できれば、と考えています。

 この取り組みは秋にも実施する予定です。

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