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生徒会では環境リサイクル運動と命のワクチンを支援する運動の一環として、ペットボトルのキャップ回収(エコキャップ回収運動)に取り組んでいます。運動を始めたのは平成20年(2008年)の前期生徒会からで、今年で5年目となります。 今年度は10月9日に校内で回収したキャップを生徒会顧問の先生と役員2名とで津市戸木町にある(株)サンエイに持ち込みました。45Lのゴミ袋で約10袋、計ってもらうと89.6KGになりました。
集められたキャップは二つの流れになります。 一つは再生。回収されたキャップは洗浄され、異物を除去後、色別に粉砕。指定された色とそれ以外の色のペレットになります。指定された色のペレットは洗濯ばさみ等に、雑色のペレットは農業用資材などになるそうです。
もう一つはワクチン。キャップ1KG当たり20円が「NPO法人 エコキャップ推進協会」に支払われ、そこから「世界の子どもにワクチンを日本協会」に寄付され、ニューヨークにあるUNICEF本部にワクチンを発注し、ワクチン製造工場で製造され、支援を受ける国に届けられる、こんな壮大な流れがあるそうです。
ポリオワクチンは一人分20円。キャップ1KG=キャップ430個で10円のワクチン代、キャップ2KG=860個=ワクチン1人分。今回本校が回収した89.6kgで約45人分のワクチンができる計算になります。
小さなキャップを通して、「環境」や「命」のことに考えを広げるきっかけになればと思います。
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