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本日、昼休み、モンゴル国立大学法学部日本法センターから4人の女子学生と本校生徒会執行部8人が交流する機会を校長室で持ちました。来校した4人は名古屋大学法学部がモンゴル国立大学に設置しているモンゴル日本法教育研究センターで、法律について学んでいる学生です。1月14日から三重大学人文学部に短期留学中で、日本の高校生と交流をもちたいということで、本校を訪問しました。
自己紹介の後、パワーポイントを利用してモンゴルの地理、生活習慣、伝統的な服装、祭りなどの伝統行事についてモンゴルの大学生から説明がありました。 「首都ウランバートルに人口の2分の1が集中している。スフバール広場がウランバートルンの中心地である」 「ゲルは16世紀から今の形になり、冬は暖か、夏は涼しい。ゲルによってできる影で時刻が分かる」 「ゲルの中の場所によって、家の主人、女性と子ども、客人と座る場所が決まっている。二本の柱に支えられ、その間を通ってはいけない」 「民族服のデールは立ち襟、長い袖、太いベルトなど、遊牧民の生活からできた服装である」 「正月を祝う祭りと、ナーダムという祭りが二大祭り。正月は春を祝い、2月、一方ナーダムは夏の祭りで、1921年に外国の侵攻から国を守ったことを記念した祭りである」
馬乳酒を飲む写真があり、「この人は横綱白鳳のお父さんです」と紹介があると、「へえー」と歓声が上がりました。
その後は昼食をとりながら、双方から質問が出されました。高校生からは「日本に来て、驚いたことは?」「クリスマス、バレンタインディーもありますか?」「日本語を上達する秘訣は何ですか?」などの質問が出されました。大学生からもいろいろな質問が出され、特に「時間のあるとき何をしていますか」との質問に対して「寝ています」と本校生徒が答えると、「私も同じです」と返しがあり、笑いが起こりました。
短い時間でしたが、高校生にとっては世界に目を向ける機会となり、モンゴルの大学生にとっても日本の高校生の生活や考え方を少しでも知る機会となったと思います。日本語を勉強して日本の法律を学び、自国の発展に役に立ちたいという、モンゴルの大学生の志にも感銘を受けました。
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