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2014年02月18日
四中工サッカー部監督 樋口先生を招いて
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 「夢は変わってもいい! 夢を実現できる人は一握り。しかし夢を追いかけるプロセスが大切。新たな夢が見つかり、信頼される人間になり、人が集まる。充実した人生が歩める」。

 全国高校サッカー選手権で2年前に準優勝、今年ベスト4と輝かしい成績を残している四中工サッカー部監督、樋口士郎先生を招いて、本日、7限目、武道場で1年生を対象にキャリア講演会を行いました。今回のテーマは「夢を実現させること」。

 樋口先生自身のこれまでの挫折と成功の歩みから始まり、自身の経験やサッカー部の指導を通じて確立した「夢を実現するサイクル」についての話がありました。

 「夢を実現するサイクル」とは@目標設定をし、それに向かって取り組む。A自己分析し、自分の立ち位置を知る。B何をしなければならないかを考える。Cさらに実践。

 サッカー部の新入生オリエンテーションを例に挙げ、その中で「夢を実現するサイクル」を新入部員に話すと紹介がありました。具体的には、サッカーに取り組む場面では、このサイクルに基づいて実践することや「サッカーノート」を書いて確認する作業が大切なこと、一方、サッカー以外でも、基本的な生活習慣が確立されていることや、コミュニケーション力、クラス活動などでリーダーシップを発揮することが大切であると。
 また「夢を実現するサイクル」を継続することの難しさや、必ず壁にぶち当たり、その時こそ、今何をしなければならないかについて考えることの大切さにも触れました。

 しかし、夢に向かって努力しても実現できるとは限りません。むしろ夢を実現できる人の方が稀なのです。サッカー部に入部してくる生徒の大半がJリーガーになる夢をもっている。しかし夢を実現できるのはほんの一握り」です。それでも冒頭の言葉にあるように、夢に向かって努力することによって、さまざまな出会いがあり、周りから応援してもらい、人生が豊かになることを実例を挙げて紹介してもらいました。
 
 講演の最後には「みなさんには無限の可能性がある。何事も一生懸命取り組めば何かが見つかる。努力すれば財産が残る。夢を追いかけるプロセスが人生を豊かにする」と。

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