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2014年05月08日
性のトラブルを避けるために
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 「自分の将来を自分で決める。就職するか進学するか、進路を決める。いずれ仕事に就き、やがて結婚し、子どもをもちたいと思う。でも最初の妊娠が望まない妊娠である場合、子どもを持つことができず、後悔することがある」と本日、講師の先生から最初、話がありました。講師は現役の産婦人科医、金丸恵子先生。7限目の総合学習として1年生対象の性教育講座をもちました。

 続いて、「性に関する情報が、しかも間違った情報が氾濫している今、望まない妊娠をするケースが増えている」「今から10年前、2004年が全国的に、10代の中絶のピークであり、その中でも三重県は最も件数が多かった」と10代の若者がおかれている危険な状況に話が及びました。講演の中心は、妊娠の成立や性周期、性感染症などに関する内容で、パワーポイントを使って具体的で分かりすい説明がありました。

 「お互い自立し、相手を思いやり、一方で自分を大事にする。付き合っていて楽しいと思える関係、さらに周りからも祝福される関係をもつ」、このことが性のトラブルを避ける、第一歩なのだと改めて気づかされる講演会でした。

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