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2015年06月18日
三重を守る 〜薬物乱用防止教室〜
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 6月18日(木)7限目、総合学習の時間は全校生徒が体育館に入って、県警少年課から講師をお招きし薬物乱用防止教室を行いました。
 
 乱用の意味や、大麻・覚醒剤などの薬物、薬物の脳への作用など、薬物の危険性についての説明から始まり、身近にある制汗スプレーやライターガスの吸引によっても体内の酸素が欠乏し、脳の働きが鈍くなったり、心臓の動きが不規則になったりして、危険ドラッグ同様の症状が現れる危険性についても話が及びました。
 
 危険ドラッグがインナーネットで簡単に入手できたり、店頭でお香やアロマオイルのようなパッケージで売られる結果、昨年、危険ドラッグが関わると思われる事件が国内で840件、危険ドラッグが原因と思われる死亡が112人と、過去最悪となったそうです。

 最後に「危険ドラッグの危険性はニュースや、今日のような防止講話で十分知っているにもかかわらず、なぜ乱用するのか」と問われました。
 「誰が危険ドラッグをすすめるのか、それは先輩や彼氏、彼女、親しい友人です」「自分もやっている、みんなもやっている、イライラが取れる、お金は今すぐでなくてもよい」と自分の本当に身近で信頼している人から甘い言葉で誘われる、これが危険ドラッグに手を染める最も多いパターン。

 誰であろうと、毅然と「NO]と言える、このことが本日の教室のポイントだと感じました。

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