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2016年04月21日
全校一斉読書を行いました
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 「クラス全員が本に向かう。誰も一言も発せずに、自分が読みたい本を手に取り、本を読む」。本日、7限目、総合的な学習の時間は「全校一斉読書」でした。本校ではここ数年、毎学期に1回、この取組を行っています。好きな本、興味ある本を読むというシンプルな内容です。7限目だけでは、なかなか1冊の本を読み切ることは時間的に難しく、後は時間を見つけての読書となります。

 本を持ってきた人もいれば、図書館で借りた人もいます。昼休みには、多くの生徒が本を探しに図書館へ足を運んでいました。図書館の入り口の特設コーナーには「全校一斉読書用おすすめ」が設けられ、そのコーナーでまず本を探し、「読みたいな」という本があれば、クラス毎に置かれた貸し出しカードを手にして貸し出しカウンターで借り、そこになければ奥の書架へ行き、探します。一斉読書は本を読むこととと共に、「本を探すこと」「本と出会うこと」にも大きな意味があるのだと思います。本は読み終わってみなければ、本のおもしろさは分かりません。手にする瞬間は題名や作者、評判などから、インスピレーションが働き選ぶことが大半です。読み始めると、自分の感覚に合わず途中で読むのを止めてしまうこともあれば、逆に時間を忘れ没頭してしまうこともあります。

 読書はよく言われるように人生を豊かにします。今日の一斉読書で、読書と本との出会いのおもしろさを感じる機会になればと思います。

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