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2016年06月16日
薬物乱用防止教室
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 有名な元プロ野球選手が覚醒剤所持で逮捕、起訴、一審で有罪判決が出たことは記憶に新しいことです。薬物危険から身を守るために毎年、薬物乱用防止教室を6月、総合的な学習の時間の中で行っています。

 今年度は6月16日(木)、7限目、全校生徒が体育館に入り、三重県警察本部から講師先生をお招きし行いました。途中、DVDを見てさらに理解を深めました。ポイントは次のとおりです。

○違法薬物はストリート・ネームで近づいてくる。
 「あんパン」「チョコ」「アイス」など。薬物は決して「覚醒剤はどう?」と勧めるのではなく、抵抗感を少なくするため、違うストリート・ネームで勧めてくる。

○使用年齢の若年齢化。

○危険な薬物は薬物性質によって興奮、抑制、幻覚の症状をもたらす。共通するのは脳にダメージを与えること。脳が収縮する。

○薬物によって運動機能が低下する。クルマの運転で周囲を巻き込む事件も多発。

○再犯の割合が高い。つまり一度手を染めると、依存性、耐性が高まり、止められなくなる。

○やめてもフラッシュバックがおこり、10年から30年経過しても、幻覚等が現れる。

○一回使っても「乱用」である。

○危険ドラッグは今、インターネットで入手できる危険な状況にある。

○危険ドラッグは成分が不明で訳が分からないものである。どんどん新たなものが混合されている。そのため治療できない。

○薬物乱用のきっかけは彼氏、彼女、友人からの誘い。その時「みんなやっているよ」「ただでいいから」「ダイエットにいいよ」等の言葉をかけられ、逃げられなくなってしまう。

○誘われたら、「NO」とはっきり言うことと、断り方を準備しておくことが大事。

○まとめとして@正しい知識は自分を守る A一回でも乱用 B怪しいところには近づかない。

この先の人生で、もし甘い言葉で誘われたら、きっぱり「NO」を!!

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