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2017年01月19日
献血セミナーを行いました
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 本日、7限目、総合的な学習の時間に1年生は「献血セミナー」を実施しました。日本赤十字の方から、献血の意味や重要性、三重県の現状、将来の見通し等についてお話を伺いました。

 その中にクイズもありました。「献血で一番多いのは事故である」
 
 答えは×。
 
 ガンなどの病気のために使われるのが献血全体の8割から9割を占めるそうです。病気の治療に必要であるということは、継続的に必要であるということです。現在、日本では一日3000人が輸血を受け、年間その数120万になります。輸血を受ける人の85%が50歳以上の高齢者です。
 ここでも「少子高齢化」の問題が陰を落としています。このまま行くと10年後の2027年には85万人分の不足が見込まれます。さらに若い世代で献血をする人が少なく、その中でも三重県の若者の献血率は全国最下位。

 献血は病気や怪我で輸血が必要な人に対して、健康な人が自発的に行う社会的ボランティアです。自分は家族だけでなく、目に見えない多くの人々の支えがあり、生かされているのだと改めて、本日の献血の話しを聞き、思いました。献血バスをショッピングセンター等で見かけたら、今日の話を思いだしてみてください。

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