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元有名アイドル、有名俳優の息子など、覚醒剤所持のニュースが連日のように報道されています。ただ、薬物の問題は芸能人に限ったことではなく、ごく身近な問題になっています。津東高校では自分自身の身を守るために、毎年6月、薬物乱用防止講座を行っています。
今年度は6月15日(木)、7限目、総合的学習の時間で全校生徒対象に、体育館で行いました。三重県警察本部から、生活安全課の村林さんに講師として来ていただきました。
まず最近の傾向として、青少年の間では覚醒剤より大麻の使用の方が増えていることが、紹介されました。その理由として、インターネットで「@大麻は体に悪くない、A海外では許可されている国もある、B使っただけでは捕まらない、C依存性はない」といった、情報が流れているからということでした。
これらは誤った情報で、実際には @大麻は脳に大きなダメージを与えるものであり、体に悪いものです。 A海外では禁止されていない国もありますが、それはあまりに大量に使われていて、捕まえきれないからであって、決して良いことと認めている訳ではありません。 B大麻取締法では、所持、譲受、譲渡が対象となっていますが、使用して良いということでありません。 C大麻は依存性が高く、一度手を染めると止められなくなります。 という説明をしていただきました。
これから先、いや今日の帰りにも、甘い言葉で誘われるかも知れません。自分を守るために、きっぱり「NO」と言いましょう。
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