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令和3年3月27〜28日、津市白山総合文化センターで行われた第37回中南勢地区高等学校演劇春季大会において、部員1名で活動中の本校演劇同好会は大会二日目に『みぞれまじりの、雨』(松本隆志・作)を上演し、金賞を受賞しました。 脚本は、2006年2月の京都伏見介護殺人事件から着想した作品で、認知症の親との距離感に悩んできた子の葛藤を描いたものでした。 約32分間、一人で演じ続けました。当該顧問としては、この一年は極端な少人数での活動の可能性を模索し続けた時間でした。公式大会に向けた準備はもちろんのこと、他校との合同自主公演(2020年12月、2021年1月、明野・皇學館・伊賀白鳳・三重・津東)や、校内での複数の自主公演など、改めて「少人数でも、ここまではできる。」ことを最後の最後に公に認められた気持ちです。 なお今大会は、年に2回行われる県高校文化連盟の公式大会の一つでした。 コロナ禍により、昨年の同大会は中止になっていましたが、前回の夏大会(2020年9月)は無観客で行われ、今大会は各上演校を通して事前申告をした保護者や卒業生のみ、観劇を認める方法を採りました。
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